ボイトレ・声楽レッスンを行っています!
永井友梨佳ボーカル教室の生徒さんをご紹介♪
今回は、ボイトレを始めて5カ月ほどになるSさん(60代・女性)です(^^)/
ボイトレを始めたきっかけは「誤嚥予防」
月3回のペースでオンラインレッスンを続けておられるSさん。
ボイトレを始めたきっかけは、「誤嚥予防」のためでした。
「誤嚥」とは、飲み込んだ食べ物や唾液などが、食道ではなく気道(気管)に入ってしまうことをいいます。
ものを飲み込んで、口から胃へ運ぶ働きを「嚥下機能」と呼びます。誤嚥は、嚥下機能の低下によって起こる「嚥下障害」症状のひとつです。
食べ物を口から胃へ運ぶ「嚥下機能」は、私たちが生きていく上で大切な機能のひとつ。
Sさんは、ご家族の介護をされた経験から、自分の口から物を食べることの大切さに気付かれたらしく、
「誤嚥予防には歌が良い」ときいて、始めてみたそうなのです。
誤嚥予防に歌は良いの?
はい!誤嚥予防のために歌をうたうことはとても良いです。
なぜなら、食べ物を食べる時と、歌うときには同じ筋肉を使っているから!
私たちが食事をする時には、舌や口の中の筋肉を上手に使うことで食べ物を飲み込むことができます。
この、舌や口の中の筋肉が衰えることで、誤嚥が起きてしまうんですね。
そして、実は歌うときにも食べる時と同じ、舌や口の中の筋肉を使うんです。
私のボイトレ解説の記事でも、舌や口の中の筋肉のお話はたくさんしてきました↓
舌や口の中の筋肉を柔軟に使うことができないと、響きのある声は出せません。
なので、誤嚥予防のために歌をうたうことは、理にかなっているんですね!
歌の上達に、経験や年齢は関係ありません!
さて、Sさんは、ボイトレを始めた当初は
「この歳で始めて、声が出るようになるのかしら?」と、とても心配されていました。
新しいことを始めるのって、とても不安になりますよね。
でも、全く心配ありません!歌の上達に、経験や年齢は関係ないんです(^^)/
実際、Sさんはボイトレを始めてからたった5カ月で、しっかり成長されてきました!
始めた当初は、喉や口周りに力が入っていて絞り出すようなお声だったのですが、
コツコツ練習を重ねることで、徐々に筋肉がしなやかに動かせるようになってきました。
そして今では、当初と比べるととても太く深い響きのある声に変わってきているんです!
筋肉は、使い続けることで徐々に動きやすくなっていきます。逆に、使ってあげないとどんどん動かなくなってしまいます。
経験や年齢は関係なく、トレーニングを続けることが大切なんです。
普段の生活の中で、歌う機会が増えたんです♪
誤嚥予防のために歌を始めたSさんでしたが、徐々に歌うこと自体を楽しむようになってこられました♪
そして先日のレッスンで、こんなお話をしてくださいました。
「ボイトレを始めてから、最近は普段の生活の中で歌う機会が増えたんです。
車の中や、家事をしながら歌って、上手に歌えると楽しい!
うまく歌えないときはその原因を考えて自分なりに改善してみて、
それで声が変わっていくこともおもしろいんです。」
わ~~!!素敵!
歌のおもしろさに目覚めてくださったみたいですね(*^^*)とっても嬉しいです。
歌のおもしろさ、自分の体と向き合うこと
そう!声って、ちょっと体の使い方を変えてあげるだけで変わるんですよね。
うまく声が出なくても、「ここを変えたらどうなるかな」「次はこうしてみようかな」と色々試行錯誤してみる。
そうすると、上手くいく方法がみつかったりする。
こうやって試行錯誤を繰り返すことが、歌うことの難しさであり、おもしろさでもあると思います。
このように、自分の声や体と向き合うことの「おもしろさ」に気付いてもらえることが、
私の目標のひとつでもあるので、このお話を聞いてとっても嬉しかったですね(*^^*)
Sさんは好奇心旺盛で知識も豊富で、お話をしていると私も勉強になることが多いんです。
こうやって色んなことに興味をもって向き合う姿勢があるからこそ、歌のおもしろさにも気づけたのではないかなと思います。
Sさんのこういったところがとても素敵ですし、見習いたいな、といつも感じています!
Sさん、これからもコツコツ練習を重ねて、歌うことの楽しさ・おもしろさをもっと深めていきましょうね!
Sさんのように、私も誤嚥予防のために歌を始めたい、歌の面白さを体感してみたい!という方は
ぜひ一度、オンライン無料体験レッスンに来てみてください(^^)/
初心者さん、声楽レッスンやボイトレが初めての方も大歓迎です♪
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました(*^^)
声楽講師 永井友梨佳(プロフィールはこちら)
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