ボイトレ・声楽レッスンを行っています!
みなさんは、歌いにくい母音・苦手な母音ってありますか?
人それぞれあると思いますが、「イ」と「エ」はかなり多くの方が苦手じゃないかなと思います。
「ア」だと歌えるのに、特に高音で「イ」や「エ」だと歌いにくい…
そんな方のために、今回は「イ母音とエ母音」を歌いやすくするための練習方法を
ご紹介してみようと思います!
なんで「イ」と「エ」は難しいの?
では、なぜ「イ」と「エ」が歌いにくいのでしょうか?
実は、「イ」と「エ」を発音する時は、舌が持ち上がります。
試しに、舌をよーく意識したまま、「アイウエオ」とゆっくり喋ってみてください。
「ア」と比べて、「イ」と「エ」の時は、舌が持ち上がっていますよね?
舌が持ち上がると、口の中の空間が狭くなります。
歌う上で、口の中の空間(あくびの空間)を広く保つことはとても重要で、
口の中の空間をあけることで、息が流れやすくなって、声がよく響くんです。
なので、イ母音やエ母音が歌いにくいのは、
舌が持ち上がることで口の中の空間が狭くなる⇒声が響きにくくなる・息が流れにくくなる
というのが原因となります。
イ母音・エ母音を歌いやすくする方法
では、原因がわかったところで、次に改善方法です!
イとエは、口の中が狭くなってしまうのが歌いにくい原因でしたよね。
なので、「なるべく口の中の空間を広く保ったまま、イとエを発音する」というのが
歌いやすくするための改善方法となります。
私の生徒のAさんも、この改善方法でラクに歌えるようになりましたよ↓
では、ここからは具体的なコツをいくつかご紹介してみますね。
縦を意識してイとエを発音する
鏡を見ながら、イとエを発音してみてください。
唇が横に引っ張られていませんか?
唇が横に引っ張られると、口の中の空間も潰れてしまうことが多いので、
ペタッとした声になってしまいます。
なので、唇をあまり横に開かないで、口の中を縦にあけるような意識で、イやエを発音してみてください。
無意識に「イやエは唇を横に引っ張る」と思いこんでいる場合も多いのですが、
実は全く唇を横に引っ張らなくても、舌を少し持ち上げてあげるだけで、イやエは発音できるんですよね。
少し「縦」を意識しただけで、口の中の空間が広がりやすくなって、かなり歌いやすくなる場合も多いです。
母音はハッキリ発音しなくてもいい!
次は、ちょっとびっくりなタイトルですが(笑)
特に高音で、どうしてもイ母音・エ母音が歌いにくい!という方は、意識を少し変えてあげてもいいかもしれません。
実は、クラシック~ミュージカル寄りの発声では特に、高音になればなるほど、母音はあいまいになっていきます。
アイウエオがはっきりせず、混じり合ったような発音になるんですね。
なので、高音は特に、はっきり「イ」や「エ」と言おうとしなくてOK。
また、他の母音を混ぜる意識をすると歌いやすくなる場合もあります。
「イ」には、「エ」を混ぜる。「エ」と「イ」の間くらいで歌ってみる。
「エ」には、「オ」を混ぜる。「エ」と「オ」の間くらいで歌ってみる。
ただ、この母音の混ぜ具合やバランスは、コツをつかむのがけっこう難しいです。
試してみても上手くいかない、という時は、私のオンライン無料体験レッスンに一度参加してみてくださいね。
お声をお聴きして、あなたにぴったりのアドバイスをさせてもらいます(^^)/
母音の発声練習をする
最後に、母音の発声練習をご紹介してみようと思います。
母音が変わっても、一定の響きで歌うための練習「アエイオウ」です。
発声練習の音源はこちら↓
試してみてくださいね♪
母音を攻略すると、もっと自由に歌える♪
イ母音とエ母音について、いかがでしたか?
ラララだと歌いやすいのに、歌詞をつけると歌いにくい…という場合、
実は、このイ母音・エ母音が原因のことも多くあるんですよね。
歌いにくいフレーズは、ぜひ母音に注目しながら練習してみてください。
ただ、発音や、声の出し方を独学で改善していくのは、正直けっこう難しいです。
なので、本気で発音を改善したい!という方は、ボイストレーナーの私を頼ってください!
オンライン無料体験レッスンに、気軽に参加してみてくださいね♪
ボイトレや声楽レッスンが初めての方も大歓迎です(*^^)
どの母音も一定の響きで歌えるようになると、歌の安定感が格段にアップして
どんな歌詞でも自由に歌うことができるようになります(^^)/
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました(*^^*)
声楽講師 永井友梨佳でした!(プロフィールはこちら)
ストアカプラチナバッジ取得!
\レビュー平均☆4.97のボイトレ・声楽レッスンです/
ボイトレ・声楽レッスンの詳細はこちら