この度、新しくオンライン講座を開催することになりました。
その名も、「歌のための体のしくみ講座」!
歌に関する解剖学(筋肉や骨などがどのように動くのか)を学ぶ講座です。
詳細はこちら↓
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ずっとお伝えしたかった講座、ようやく準備が整いました…!
うたが好きな人だけではなく、
声楽指導者・ボイストレーナーさん、音大生、音大受験生、学校の音楽の先生、合唱団員さん、など
多くの方に知ってもらいたい内容なんです。
なぜかというと、私自身が
解剖学を学び始めてから、歌にとって良い影響がたくさんあったから。
ここからは、実際に私が解剖学を学んで感じたメリットをご紹介していこうと思います♪
解剖学を学んでよかったこと(自分が歌うとき)
体の動きについての誤解・思い込み、無駄な努力がなくなる
これは本当に大きかった…!
解剖学を学んでいくと、体の動きについて
今まで勝手に誤解していたことばかりで、本当にびっくりしました。。
たとえば、肺はもっと小さいと勝手に思い込んでいたし、
腹筋はお腹まわりだけだと思い込んでいたし、
軟口蓋はもっと上の方にあると思い込んでいたし、
ノドの周りの空間は、上方向にたくさん拡げられると思い込んでいました。
これらは全部誤解だったんですよね…( ゚Д゚)
当たり前だけど、体は、動かないところを努力しても動きません。
けれど、今まで無駄な努力を結構していたのかも…と気づかされました。
発声の改善・コントロールがしやすくなる
上記のような誤解がなくなると、実際の体の動きのとおりの練習や努力ができるので
当然発声の改善もしやすくなります。
また、たとえば、歌っていて「ブレスが浅いな…」と思った時に、
解剖学を学んでいると、
この筋肉を意識してみよう、とか、この筋肉の動きが悪いのかも?
など、かなり具体的に意識することができるようになるんですよね。
自分の歌の先生に言われたことで、今までいまいち理解できていなかったことも
「この筋肉の動きのことかな」とわかるようになったりもします。
解剖学を学んでよかったこと(歌を教えるとき)
解剖学を学ぶことは、指導者としてもかなりメリットがありました↓
生徒さんの誤解が減り、正確にアドバイスを伝えられるようになる
例えば「おなか」と言ってイメージする場所って、人によってけっこう違ったりします。
おへそだったり、下腹だったり、もっと広い範囲だったり。
なのでイメージだけで指導してしまうと、
自分のイメージと生徒さんのイメージが違ってしまっていたりするんですよね。
そうすると、アドバイスが正しく伝わりません。
解剖学を学ぶと、ぼんやりしたイメージではなく具体的な筋肉をお伝えできたり、
この言葉だと誤解しやすいかも、ということがわかってくるので
そういった誤解が減り→アドバイスが正しく伝わるようになります。
そうすると、生徒さんの上達に繋がっていきます!
安全に指導ができる(ノドや体を痛めるリスクが減る)
これも、かなり重要ですよね。
上記のような誤解から、生徒さんが正しくない発声を続けてしまうと
ノドを痛めたり、体を痛めてしまう原因になってしまったりします…。
また、解剖学的に良いとは言えない指導法が、一般的に広まっていたりもするんですよね。。
たとえば、肩周りを全く動かさずに歌っている合唱団さんをたまにみかけますが
ブレスの観点からみると、あまりよくなかったりします…。
特に子供たちに指導する場合、先生の言うことを素直に聞いてしまうので
間違った体の使い方を伝えてしまうと、そのまま一生懸命歌ってしまいます。
そして、正しくない歌い方がクセになってしまったりもするんですよね。
指導者がしっかりと体のしくみを知っておくことは、とても重要だと思います。
改善点を客観的に伝えられるようになる
歌を指導するときに、自分が経験していないことを教えるのって難しいんですよね。
たとえば、自分がもともと自然とアゴの力を抜いて歌えていたとして、
生徒さんがアゴに力を入れて歌っていると、そこを改善する指導がとても難しかったりします。
自分が経験していないことなので、改善方法をみつけるのが難しいんですよね。
でも、解剖学を学んでおくと
「アゴに力が入ってしまう時は、この筋肉が原因である可能性が高い」
ということを知識として知ることができます。
なので自分が経験していないエラーでも、生徒さんにアドバイスができるようになるんです。
指導の幅が広がって、生徒さんをより良い方向に導くことができます!
解剖学を学んでよかったこと(学問として)
自分の体について知ることは、単純に学問としておもしろい!
解剖学の学びを進めるにつれて、
「人間の体ってすごいな」「歌うってすごいことだな」と心から思うようになりました。
歌う時って、体のあらゆる場所がとても複雑な動きをしているんですよね。
そうすることで、私たちは歌ったり、声色を変えたり、音程を変えたりしています。
その仕組みを知るほどに、歌うってすごいことをしてるんだな、
と感動すらしてしまいます。。
歌うことの素晴らしさや、人間の体の凄さを改めて知ることができます♪
私が解剖学を学んだ経緯
いかがですか?解剖学って本当に歌にとって良いことだらけですよね…!
次に、私がどうして解剖学を学ぶようになったのかをお話してみますね。
まず、大学の時に師事していた歌の先生が、
発声を解剖学的な観点からもしっかり指導をしてくださる先生だったんです。
けれど、当時私は解剖学の知識がなかったので、
たとえばレッスンで「軟口蓋を~」と言われても
ちゃんと理解できていないままアドバイスを聞いていたんですよね…
(ちゃんと調べろよって話ですが笑
今でも、大学時代にちゃんと解剖学を学んでおけばよかったなと思います…)
その後、ヨガに出会い体のことに益々興味を持つようになったり、
またSNSでも、音楽家が筋肉やフィジカルの発信しているのを多くみかけるようになったりして。
どんどん興味が湧いてきたので、「一度しっかり学ぼう!」と思って勉強を始めました。
最初は本を買って、独学で勉強を始めました。
でも、本の図だけだと、なかなか実際の動きをイメージするのが難しかったんですよね…
体は3Dで動くので、平面の教材だけで理解しようとするのは大変だなと感じました。
そんな中で、音楽家のために解剖学を教えている先生に出会い、
オンラインでマンツーマンで教えてもらうようになりました。
(理学療法士として、医療経験もある先生です)
そして、今現在も学びを進めています。
オンラインで教えてもらうようになってから、かなり理解が進んだんですよね。
対面なので質問もできるし、また、解剖学のアプリを使いながら教えてもらったので
体の構造を、立体的に理解ができるようになりました。
解剖学アプリは、こんな感じで、人体を3Dで動かしながらみれるアプリです。
私の講座でも、この3Dアプリを使って解説をしていきます!
わかりやすく、自分の体がどんどん理解できて楽しいですよ~!
おわりに
今回始める「歌のための体のしくみ講座」は、
気軽に学んでもらえるように、ゼロから学べるわかりやすい内容で、
料金もリーズナブルに設定させてもらいました…!
自分の発声を改善するためにも、
歌を安全に指導するためにも、
歌に関わる全ての方に知ってもらいたい内容です。
講座の詳細・ご予約はこちらから↓
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最初に開催する講座は、呼吸編(全2回)です。
ブレスのしくみと、ブレスに関係する筋肉(横隔膜など)を解説していきます。
とっても面白い内容になっていますので、ご興味のあるかたはぜひ(*^^)
そして、今後は喉とその周辺の講座も開催予定です。
解剖学、ぜひ始めてみましょう~!
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