ボイトレ・声楽レッスンを行っています!
今日は、私が歌う時に”一番重要だと思うこと”をお伝えしようと思います。
それは「リラックスすること」です!
この記事では、リラックスすることがなぜ重要なのか、
そして、リラックスして歌うための具体的な方法もご紹介していきます♪
なぜ「リラックスすること」が重要なのか?
では、なぜリラックスが重要なのでしょうか?
それは、筋肉が一番良いパフォーマンスをするのが、リラックスした状態だからなんです。
これ、実はアスリート達と一緒なんです。
例えば、陸上の100mの選手は、レースの前に手足をぶらぶらさせていますよね。
水泳の選手も、レース前には手足をぶらぶらさせたり、首をほぐしたりしています。
これは、筋肉をほぐして余計な力を抜いて、体をリラックスさせようとしているんです。
なぜなら「リラックスした状態が一番良いパフォーマンスが出来る」ということをわかっているから。
そして、歌もアスリート達と一緒なんです。
歌う時には、私たちの「体」が楽器です。
そして、この「体」という楽器を使いこなすためには、ノドだけではなくて、体中の色んな筋肉を使います。
なので、アスリート達と同じように、歌う時にもリラックスした状態で筋肉を使ってあげると、
筋肉が一番良いパフォーマンスをしてくれて、自分の体を最大限に活かしながら歌うことができるんです。
歌の練習をする時には、色んなことを意識しますよね。
私も、レッスンでは生徒さんに色んなアドバイスをします。
「息を深く吸おう」とか、「息を流そう」とか、「体の中の空間をあけよう」とか。
でも、その大前提には「リラックスした状態で」というのが常にあります。
歌う時には、どんな時でもリラックスしたまま、しなやかに筋肉を動かしていくのが理想的なんです。
リラックスは一番重要で、一番難しい
リラックスがなぜ重要なのか、はわかってもらえたと思います。
でも、歌で悩んでいる人はわかると思いますが、リラックスするのってとても難しいですよね💦
いや、リラックスと言われても出来ないんだよ!という方がほとんどだと思います(笑)
リラックスしながら歌うには、このような順序で練習をしていきます。
- まずは、どこに力が入っているかを見極める
- 力が入っている場所を、自分に合った方法で緩めていく
リラックスしながら歌うのがなぜ難しいかというと、
この「どこに力が入っているか」「どういった方法で緩めればいいのか」というのが
まず、ひとりひとり全然違うんです。
同じような苦しそうな声でも、アゴや、喉、肩、首、頭、お腹や背中など、
人によって、どこが原因なのかは全然違います。
どこに力が入っているか、というのは、自分だけだと自覚するのがなかなか難しいんですね。
また、力が入っている場所を緩める方法も、人によって、合う合わないがあるんです。
このあとで「リラックスして歌うための具体的な方法」をいくつか紹介していきますが、
残念ながら、全部の方法が全員に当てはまるわけじゃありません。
自分にぴったりの方法を見つけていく必要があるんです。
(歌って本当に難しいですよね💦)
正直、リラックスは本当に難しいので、独学だと上手くいかないことが多いと思います。
なので、はやく上手くなりたい!という方は、ぜひボイトレを検討してみてください。
私の生徒のYさんも、ボイトレを始めてからどんどん声が伸びるようになりましたよ↓
私はオンライン無料体験レッスンも行っていますので、
わからないことがあれば実際に歌いながら解決していきましょう♪
リラックスしながら歌う方法
ではここからは、リラックスしながら歌うための具体的な方法をご紹介してみます!
先ほどお話したように、全部の方法が全員に当てはまるわけではないので、
自分に合った方法を試行錯誤してみてくださいね!
歌う前にストレッチをする
アスリートと一緒で、歌う前にもウォーミングアップがとても大切。
特に、ブレスで使う筋肉(肩甲骨、肋骨、首周りの筋肉)をほぐしておくのが◎
具体的なストレッチの方法は、こちらの記事にまとめています↓
【自宅で簡単に出来るボイトレ】ブレスのためのストレッチ
私のレッスンでも、歌う前には必ずこのようなストレッチを行っています。
しっかり体をほぐしてから歌うと、喉への負担も減りますし、力も入りにくくなります♪
「息はたくさん吸わなくてもいい」「大きな声を出そうとしなくてもいい」
歌う時に、無意識に体が力んでしまっている場合もたくさんあります。
そういう時は、意識を少し変えてあげると声がガラリと変わることもあるんですよね。
例えば、歌う時に無意識に
「息をたくさん吸わなきゃ」「大きな声をださなきゃ」と思っている人はとても多くて、
そして、その意識が余計な力みに繋がっていることもあるんです。
私は、そういう方にはこんなアドバイスをします。
「息はたくさん吸わなくてもいいですよ」
「大きな声を出そうとしなくてもいいですよ」
「がんばりすぎず、ラクに気持ちよく歌ってみましょう!」
そうすると、余計な力みがとれて、その人本来の自然な歌声が出てくることが多いんです!
息をいっぱい吸わなきゃ!とがんばるより、
ラクに気持ちよく歌った方が筋肉がしなやかに使えて、
結果的に深いブレスが出来ていたりすることもあります。(人間の体って不思議…)
どこかに力みを感じたら、そこを緩めてみる
歌う時に、体のどこかにぐっと力を入れるということはほぼありません。
リラックスして、しなやかに筋肉を使うのが理想的なんですよね。
なので、歌っているときに力みを感じたら、そこを緩めてあげるのが良いと思います。
どこが力んでいるかというのはなかなか自覚するのが難しいのですが、
特に力みやすい場所(喉、アゴ、お腹周り)と、その対策をまとめてみますね。
(どこが力んでるかわからない!という方は、無料体験レッスンで歌声をきかせてください)
「喉」に力みを感じたとき
- 口の中の奥の空間をあけてみる(あくびをする直前、みたいな感覚)
- 喉で音程をとろうとせずに、お腹からの息の流れで音程をとるイメージをしてみる
詳しくはこちら↓
「アゴ」に力みを感じたとき
- 頬骨の下(咬筋)や、こめかみのあたり(側頭筋)をほぐす
咬筋と側頭筋は、アゴを動かす筋肉。
なので、ここをほぐすとアゴの力みが取れやすくなります。 - 口を必要以上に大きくあけるのをやめてみる
詳しくはこちら↓
「お腹周り」に力みを感じたとき
お腹周りの筋肉は、このように使うのが理想的です。
- ブレスを吸う時には、緩む
- 吐く時(声を出す時)には、しなやかに使う(ぐっと力は入れない)
なので、筋肉の使い方を理解した上で、余計な力を入れていたら緩めてみましょう。
詳しくはこちら↓
リラックスができれば気持ちよく歌えます♪
今回は、歌う上でとても重要な「リラックスすること」について解説してみました!
歌うことは、体に力をいれてがんばることではなくて、
リラックスした状態で気持ちよく体を動かすことで、素晴らしい声が出るんです♪
ですが、がんばりすぎて体に力が入っていたり、
そのせいで「歌うのが苦しい」という方も多くおられるんですよね。。
なので、そういった方にこそ「リラックス」しながら歌う感覚を味わってほしい…!
ひとりでも多くの方が、こうやって気持ちよく歌えるように、少しでも力になれればと思っております!
今回は、いろんな方法をご紹介しましたが、
やっぱりボイトレで歌の専門家から、自分の声に合ったアドバイスを受けるのが上達への一番の近道です。
私のボイトレは、初めての方・初心者さんも大歓迎なので、
「リラックスして歌ってみたい」という方は、お気軽に無料体験レッスンに来てみてくださいね(^^)/
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/
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