以前、独学で歌が上手くなるのは、なかなか難しいをいうお話をしました。
ですが、今回は自宅でだれでも出来るボイトレ方法をご紹介してみようと思います。
矛盾しているようですが…ご安心ください!(笑)
今回は、ボイトレと言っても「声を出さない」方法、
ブレスのためのストレッチをご紹介します。
なぜストレッチが重要なの?
「ボイトレ」というと、どうしても「喉を鍛える」「声を出す」というイメージですが
実は歌うことは、喉だけじゃなくて体全体を使うことなんです。
特に、良いブレスをするためには、いろんな筋肉をしなやかに使う必要があります。
そして、その筋肉たちは「力を入れてがんばって使う」のではなく
「ほど良く力を抜いて、しなやかに使う」のが理想的なんです。
なので、ブレスの時に使う筋肉たちを歌う前にストレッチしておくことで、
筋肉たちがしなやかに動きやすくなって、
その結果、より良いブレスで歌えるようになるんですね!
みなさん1度はやったことのあるような、簡単なストレッチです♪
では、次からは具体的なストレッチ方法を紹介していきますね◎
ブレスのためのストレッチ
①肩まわし
まずは肩まわしです。
ポイントは、肩甲骨周りの筋肉をしっかりほぐすこと。
なので、腕だけをまわすんじゃなくて、肩甲骨からしっかりと動かすようにします。
なぜ肩甲骨が大切かというと、
肩甲骨の周りには、ブレスのときに動く筋肉が沢山集まっているんですね。
そして、肩甲骨周りは日常生活で固まりやすい部分でもあります。
(パソコンやスマホ時間が長いと、肩周りがバキバキになりますよね…)
なので、しっかりほぐしておくことがとても重要です!
↑このようなストレッチで、肩甲骨周りをほぐすのも効果的です◎
ブレスで使う筋肉については、こちらのオンライン講座で詳しく解説しています:
歌のための体のしくみ講座【ボイトレ座学・オンライン】
②脇腹伸ばし
次は、脇腹伸ばしです。
こんな感じで、脇腹あたりをじわーっと伸ばしていきます。
なぜ脇腹伸ばしが大切かというと、ブレスをするときって肋骨がたくさん動くんですね。
なので、肋骨の周りの筋肉を柔軟にしておくことが重要なんです。
脇腹のあたりは、ちょうど肋骨の下の方になります。
そして、普段の生活ではなかなか動かさない場所でもあるので、
しっかりストレッチしておくことで、ブレスも吸いやすくなるんです◎
③首まわし
最後は、首まわしです。
肩の力をぬいて、左右数回ずつ、首をゆっくりと回します。
首や頭の周りにも、ブレスに関連する筋肉がたくさんあるんですよね。
また、首には声帯(ノド)もあります。
なので、首まわりもしっかりほぐしておくことが歌にとって重要になってきます◎
おわりに
今回は、ブレスのためのストレッチをご紹介してみました。
ブレスの時に体をどんな風に使っているのか、どんな筋肉を使っているのか、などなど
くわしくは、こちらのオンライン講座で解説しています。
個人レッスンが初めての方・初心者さんも大歓迎です(*^^)
今回ご紹介したストレッチは、
私のレッスンでも、歌う前に毎回必ず行うようにしています。
歌う時に、ブレスで使う筋肉がほぐれていないと、
余計なところに力が入ったり、喉に力が入ったりしてしまって、
その結果、喉を痛めたり、変な癖がついてしまったりすることもあるんですよね。。
なので、歌う前にはこういったストレッチをして、
筋肉をほぐしておくことがとてもおすすめです!
しっかりストレッチをしてから歌うと、
「あれ声が出やすいかも?」といった良い変化も感じられると思いますよ(*^^)
自宅でもカラオケでも、だれでも簡単にできるストレッチなので
歌う前にぜひ試してみてください♪
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/
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