本日ご紹介するのは、やなせたかしさんです。
やなせたかしさん、ご存じの方がほとんどではないでしょうか?
アンパンマンの原作者として有名な、あの方です。
実は、やなせさんは絵本作家だけではなく、
編集者、舞台美術家、演出家、司会者、コピーライター、作詞家、シナリオライターなど
かなり多岐にわたる活動をされていたそう。(本当に才能豊かな方!)
そして、やなせたかしさんの詩はその多くに曲が付けられ、歌にもなっているんです。
やなせさんのプロフィール
1919年2月6日、東京生まれ。父母の郷里である高知県で育ちました。(中略)
1960年代にはテレビ・ラジオ番組の構成や舞台の美術監督など
多様な創作活動を行うようになり、マルチタレントと評されるようになります。
その中でいずみたく作曲、やなせ作詞による「手のひらを太陽に」を発表。
多くの作詞を手がけたやなせ最大の代表作となっています。
1969年、50歳の時に雑誌「PHP」にて「アンパンマン」を発表。
1988年にはアニメ「それいけ!アンパンマン」の放送が開始され、
その登場キャラクター数(1768体)はギネス世界記録に認定されました。(中略)
2013年10月13日、94歳で永眠。
「人生は喜ばせごっこ」という自身の言葉の通り、
「アンパンマン」を始めとする多くの創作活動、
そして自身の人柄を通してその精神を体現し続けたのです。
「手のひらを太陽に」はみなさんご存じの曲だと思いますが、やなせさんの詩だったんですね~
ちなみに、
このプロフィールを調べるために、やなせたかし記念館のウェブサイトを初めてみてみたのですが、
載っているやなせさんの写真がめちゃくちゃファンキーでポップでかっこよくて可愛い…!
本当にすてきな方だ。。エネルギッシュさが伝わってきます。
やなせさんの詩
私の記憶にある生前のやなせさんのイメージも、
アンパンマンの原作者でめちゃくちゃ元気なおじいちゃんという感じでした。
後に、やなせさんが作詞もされていることを知って、
童謡だけではなく、子供向けでない詩も数多くあり、
すごく意外でびっくりした記憶があります。
木下牧子さん作曲の歌曲集「愛する歌」
私も大好きな作曲家、木下牧子さんは、
やなせたかしさんの詩による歌曲集を書かれています。
歌曲集「愛する歌」です。
ここに、全10曲の曲名を載せてみますね。
歌曲集「愛する歌」
1.ひばり
2.ロマンチストの豚
3.海と涙と私と
4.きんいろの太陽がもえる朝に
5.地球の仲間
6.雪の街
7.ユレル
8.さびしいカシの木
9.犬が自分のしっぽをみて歌う歌
10.誰かがちいさなベルをおす
曲を知らなくても、曲名だけでわくわくしてきちゃうようなラインナップ(*^^*)
「ロマンチストの豚」は、はじめて聴いたとき衝撃でした(笑)
割とやなせさんのイメージに近い楽しい曲です。
かと思えば、「ひばり」や「さびしいカシの木」はとても切ないし、
「海と涙と私と」は大人な雰囲気の内容です。
「ユレル」や「犬が自分のしっぽをみて歌う歌」は内容もとてもユニーク。
どの詩も、やなせさんの独特の世界観が根底に流れていて、味わい深い詩ばかりです。
わかりやすい言葉なんだけど、
童謡ではなくて、芸術性の高い歌詞。
大人も子供も楽しめる、なかなかない作品たちだと思います。
(この曲たちの詳細は、個別でまた記事を書いていきますね)
おわりに
詩人としてのやなせたかしさん、いかがでしたか?
とても魅力的な詩をたくさん残していらっしゃる、やなせたかしさん。
まだ私の知らない曲もたくさんありそうなので、もっと知ってみたいと思いました。
あと、高知に行ったときはやなせたかし記念館にも行ってみたいです…!
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